ふそうごむ。by扶桑ゴム産業

扶桑ゴム産業の最新情報とうぇぶますたあ「TKYK」の個人的日記。

ポイントは貯めて使うのが得か?それとも?

ヤ●ダとかで購入時についてくるポイント。 「さらに10%ポイントで!」 商売人って上手いよなってつくづく思う、この仕組み。 一見すると、「10%安く買えた」と思ってしまいがちだが、これは数字のマジックで、 実際には「約9%の値引き」である。 例えば、10,000円のものを購入すると10%還元で、1,000ポイントつく。 このポイントを次回購入時に1,000円分使ったとすると、 結果的に前回購入分と合わせて11,000円分の購入である。 ということは、11,000円の商品を10,000円で買ったことになるから、 10,000/11,000 = 0.909…(90.9%で購入、つまり実質約9.09%引き) ということになる。これは還元率が大きければ大きいほど顕著になるので、 実際にあったが、例えば「50%次回購入時に使える商品券でキャッシュバック!!」とかだと、 購入金額 支払った金額 ポイント分 10,000円 10,000円→  5,000円券 5,000円       (券を全部使う) ================== 15,000円 10,000円 いわば10,000円で15,000円の商品を買ったということと同じだから、 実質の割引率は33.3%だったということになる。 決して半額になったのではないから、このポイント商法は本当に上手い。 じゃあ、タイトルに挙げた、 「ポイントは貯めて使うのが得か?それとも毎回使うのが得なのか?」 以前、どっちなんだろう?と真剣に悩みました(笑) ということで、ついに…計算してみました(あちゃ~) いずれも10%還元とすると、 ■貯めて使う場合 購入金額:10,000円 現金:10,000円 ポイント:1,000p 購入金額:10,000円 現金:10,000円 ポイント:1,000p 購入金額:10,000円 現金:10,000円 ポイント:1,000p ・・・(10回分で10,000p貯まる) 購入金額:10,000円 現金:10,000円 ポイント:1,000p 購入金額:10,000円 現金:  0円 ポイント:0p (最後に全部使うので、現金0円、ポイント0p) ========================== 合計 購入金額:110,000円 現金100,000円 つまり実質約9.09%引き ■いつも使い切る場合 購入金額:10,000円 現金:10,000円 ポイント:1,000p 購入金額:10,000円 現金: 9,000円 ポイント: 900p 購入金額:10,000円 現金: 9,100円 ポイント: 910p 購入金額:10,000円 現金: 9,090円 ポイント: 909p 購入金額:10,000円 現金: 9,091円 ポイント: 909p ・・・ 購入金額:  909円 現金:  0円 ポイント:0p (最後に全部使うので、現金0円、ポイント0p) ========================== 合計 購入金額:110,909円 現金100,827円 つまり実質約9.09%引き あら?同じ? 実は、ポイント発行のもとになる現金から計算するときに、切り捨てるか切り上げるかでビミョーに異なるので、大抵切り捨てとなるであろう事を考えると、 ほんのわずかに、「貯めてどさっと使う」のがお得のようだ。 (逆に、切り上げだったら「毎回使う」のが得) でも、本当に僅かな違い(10,000円買って1円差があるかなあレベル…)なので1億ぐらい買わないと、 「うわー貯めてて本当に良かったぜぇぇぇ!!」 と実感できる喜び(?)に昇華できないと思われる。 でも1億ぐらい持っているような人はそんな事気にもしないだろうと思うので(推測)、それはそれでジレンマに(?) 結論: まあ、ポイント還元率が高い商品でポイントを貯めて、ポイント還元がないor低い商品をポイントでどさっと買うというのがよっぽど良いと思います。