ふそうごむ。by扶桑ゴム産業

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企業見学!「印刷所に行ってきましたの巻」 レポートBY 38K(みやけ)


おかげさまで、「ゴム通」第二刷を印刷する運びとなりました!
今回は地元の木谷精版(広島市西区中広町)様にお願いしました。
そこで、「ゴム通」の印刷の様子を見学するため同社にお邪魔することに…

見学ツアーのはじまりはじまり~

印刷業界は弊社とはちょっと畑違いなので、とっても勉強になる見学ツアーでした。気さくな社長の木谷重男氏、若くて明るい工場長の木谷隆文氏、とても親身になってくださる営業マンの山本氏、一生懸命に働く従業員の方々およそ10名ほどで運営されています。

実は輪転機は、「航空機、コンピュータと肩を並べるほど、精密機器の中でもとってもシビアなもの」。(木谷工場長談)その基本的な仕組みは、四種類のインクを重ねて天然色を表現する構造になっています。目にもとまらぬ速さで印刷される「ゴム通」、色のずれが生じないようにするには人間の目による確認と調整が必要のようです。この道7年目の工場長は、笑顔で輪転機の仕組みを、素人の私に分かりやすく説明してくださいました。(感謝)

ちなみに世界的には印刷と言えばドイツのハイデベルグという町が有名だそうです。関係あるかどうかわかりませんが、このような大量印刷はルネサンス三大発明の一つ「印刷機」でドイツ人であるグーテンベルグが聖書を印刷したのが始まりでした。

時を経て、ここ広島でも「ゴム通」が印刷されているのを見ると、感慨深げなものがありますね。


4つのユニットに分かれた輪転機。黒、シアン、マゼンダ、イエローの色を重ねます。


できたてほやほやの「ゴム通」。これらを製本します。


版を交換しているところ。


インクの供給はコンピュータ制御の機械で行われています。