ふそうごむ。by扶桑ゴム産業

扶桑ゴム産業の最新情報とうぇぶますたあ「TKYK」の個人的日記。

CDプレーヤのランダム再生を考える

CDプレーヤ等に搭載されている非順番再生機能の表記には二つあって、「ランダム」と「シャッフル」がある。 友人の説明によれば「ランダム」は次を適当に選ぶだけで、重複を許すような仕様であり、「シャッフル」は再生の時点で順番はバラバラなものの一周する上で曲の重複は許さない仕様だ、と言われ納得したことがあるが、実際の所どうなっているのかはよく分からない。 でも、考えてみると「シャッフル」で再生したとしても一周目の最後の曲と二周目の最初の曲が同じものだったら聴いている人は「あれ?」と思うに違いない。実際の所はどうなのだろうか。 なお、自分の車のCDプレーヤは上の"基準"に照らし合わせれば「ランダム」の部類にはいるものだ。「次」のボタンを押すたびに曲は当然変わっていく。もし今5番が再生されていて次の曲を純粋にランダムに選曲すれば、また同じ5番が再生される可能性は多分にあるはずだ。でもその辺はやっぱり考えてあるようで、今の曲でない他の曲からランダムに選んでいくような仕組みになっていた(でも3曲目は1曲目と同じ事があるので単に2曲目の重複チェックをみている仕組みになっているようだ)。 一体どれぐらいの確率でその事象が起きうるのだろうか。こんな事を考えていたら、面白い記事を見つけた。 完全にランダムなシャッフル再生は可能か(上) 完全にランダムなシャッフル再生は可能か(下) この中で取り上げられていた「バースデー・パラドックス」というのが興味深かった。
統計学者が「バースデー・パラドックス」と呼ぶ現象を引き合いに出した。この現象を大まかに説明すると、部屋に無作為に選ばれた23人の人がいる場合、そのうち少なくとも2人が同じ誕生日である確率は50%を上回るというものだ。要するに、数学上の無作為と、われわれが直観的に期待する無作為とは、往々にして矛盾するということだ。
ベイズ理論でふーんと思っていた時にこんな記事に出会ったので「確率って面白いなあ」と改めて思った。(でも難しいけど)